キラキラなしょぼい日々の格納庫

お引越ししてきました。大切な過去のキラキラをここにひっそりと。

にのみやさんはかわいい?

ニノってかわいいの?
……すいません、いきなりナニを言い出すんだとお思いでしょうけども(笑)。
私、実はニノをかわいいって思ったことがほんっとにほっとんどなくって、よくわからないんです。
嵐さんファンになる前のニノについては、「演技の上手い人」という印象しかない(我ながらほんとうに興味なかったんだね……)。
でもって嵐さんファンになってからの、私のなかのニノは。

ぎらぎらした野心の部分と、すべてを達観したような部分、冷静さと熱さ、一見矛盾する対極の要素をうちに秘めてる男。
その場で自分に対して求められる役割に敏感、イコール自分の存在意義をつねに問うてる男。
面倒くせえ(笑)男。←すんません

そう、私のなかのニノは、一貫して“男”の印象なんだなー。
性別が、という意味ではなくって(もちろん性別は男だと思うけども 笑)、私がニノを思うとき、そこに“かわいい”という感情は全くといっていいほどなくって。
ずうっと、ニノってめっさ男ぽい人だなあ!思っているんです。
ニノのコンサートでのソロ、「秘密」や今回の「ありがとう」なんかは、ああ、“かわいらしさ”の演出上手いなあ、とわりと冷めた目で見ている自分がいたりします。
でもさ、ニノって一般的には、“かわいい”んだね!←いまさら?
そこが自分の印象をあまりにもリンクしなくって、なんかいっつもこそばゆい感じ。

そして、「MORE」2月号の「It」を読んで、私のなかでニノはますます“かわいい”から遠ざかりました。
下記、一部抜粋、要約。

>恋人は、俺についてきてくれる人かどうかのほうが大事。
>それは本当に難しいだろうなって、年々、自覚が増してる。
>ただついてきてくれるんじゃなくて、深くまで理解してついてきてくれる人がいい。
>つまり、恋人にはお母さんみたいになってほしいんだと思う。

……それって、“疲れてる男”の本音だろう。

そしてそれは、「恋人」じゃなくって、「家族」を求めてる心境だよ、ニノ。
恋愛につきものの、ときめきやどきどきや駈けひき、みたいのは要らない。
自分のすべてを肯定してほしい。受け入れてほしい。そしてそばにいてほしい。……そんな穏やかな関係が欲しい。そういうことでしょ。
内心思ってても、なかなか外に出せる言葉じゃないし、そもそも自覚のない男の人もたくさんいると思う。
それをはっきりとアウトプットできるほどに自覚的になっちゃったってことは、そこまで突き詰めて考えたという証拠で。
しかも20代の若さでね。
ああ、この人、自分の意識してないところですっごく疲れてるんじゃないかな……っていう感じがめっさしたのです。
そしてすげえ男ぽい感情、言葉だと思った。

ああ、でもつい最近、「かわいいな」って思ったことがありました。
それは「ピクトアップ」の2月号のインタビュー。
自分が冷静でいられなくなる、それぐらい打ち込める作品に出会っている人にも憧れる、でもそれはないものねだり、……そうニノが語ったくだり。
ここでインタビュアーさんが、もの凄く的確な指摘をしてました。
それは作品の問題じゃなくって、二宮さんのクセでしょ?って。
いつもは見透かすほうの立場が多いだろうニノが、逆に見透かされた場面。照れ笑い(だと思った、私は)して、そしてそれが心なしか嬉しそうな感じで。
ああ、ニノ、かわいいなあって思ったなあ。これ読んだとき。
ほんとは見透かされたいの、きっと。理解されたいの。そんな自分をまるごと受け入れてほしいの。
甘えたいんだよね。
(そして「It」でそれを恋人にも求めてるところが、疲れてるんだよ、ニノ……)

でもこれって、一般的にニノが言われる、“かわいい”じゃないよね?(苦笑)
“男のかわいらしさ”だよね、きっと。
ううん、……やっぱニノのどこがかわいいのかわからんなあー。

最後に、コメントのお返事、なかなかできなくってごめんなさい。全部目をとおしています!ありがとうございます!
メールのお返事も滞っていてごめんなさい……(私信)。