とっても楽しみにしてた、ドラマ「ストロベリーナイト」第一話、面白かった!
レジェンドを見た後だとちょっぴり薄味に感じるのは仕方がないとして。
(だってまずガンテツが出てないし!)
登場人物の紹介と、過去の話と、そして目の前にある事件と。
初回に必要なパーツがうまーく混ざりあってたと思います。
そして第二話以降、話がもっと濃く展開していくような気がしました。
(だって次はガンテツが出てくるし!←どんだけ好きなんだガンテツ 笑)
すこーし(?)猟奇系入ってるので、好き嫌いはわかれるだろうなあと思います。
映画「セブン」がへーきだった人は、たぶんへーき。
私は当時つきあってた人との初デートがこの映画だったくらいに、へーきな人です(笑)。
……つうか例えが古くてすいませんです。
主人公の“姫川班”班長・玲子(竹内結子)、菊田(西島秀俊)、たもっつあん(宇梶剛士)。
大塚(桐谷健太)が殉職した後に配属された、コウヘイ(丸山隆平)、ノリ(小出恵介)。
上司の橋爪(渡辺いっけい)、今泉(高嶋政宏)、違う班の班長・日下(遠藤憲一)。
なにやらみんな一筋縄ではいかないニオイがぷんぷん。
登場人物に奥行きがある(ように思わせる)ところがいいなあ!そういうの好き!
んで、完全な男社会のなかで、玲子が痛々しいくらい肩肘張ってがんばる姿。
その玲子を、過去のいきさつからよけいに心配する母親(手塚里美)。
この感じがリアルで、見てて少々ツラい感じもあり(笑)。
そういう玲子のことをよくわかってて、菊田もたもっつあんもさりげなく玲子を支えてる。
でも玲子は、たぶん普段はその自覚が薄くって。ふとしたときに頭をかすめるくらい。
この感じもリアルで、見てて少々ツラい感じもあり(笑)。
この“ツラい”というのは、決して面白くないんじゃなくて。
身につまされるというか、過去の自分を見てるような感じです。あんな頃もあったな(笑)と。
余談ですが、明日のミーティング、各部署から人が集まるなか、わたくし最年少で唯一の女性です。
しかも主催者側(たぶん自動的に書記になるであろう)。
うーん、私ももういいトシのはずなのになあ。
相変わらず、年齢も役職も自分より上の男性のなかで仕事をする機会がダントツ多いなあ。
顔ぶれが変わらないで、みんな似たペース(笑)で昇進してってんのね。
あ、でも席に戻れば女性の部下もいて、仕事をチェックしてたりする。
そんなこんなでも、昔のように肩肘張ることはなくなりました。……年齢を重ねるって素晴らしいな!
(ほんとうに余談、というか余計な話でござんした)
最後に原作との比較を少しだけ。
第一話「シンメトリー」の原作は、姫川玲子シリーズの短編集のなかの一作品です。
(ご存知のかたもいると思いますが)
よくこの話をドラマ一話分に膨らませたなあ!というのが率直な感想でした。
これを初回にもってきたのは、初回は事件そのもの以外の要素を盛り込むからなのかなあ。
第二話も短編からですが、これとガンテツをどう組ませるのかが楽しみです。
そして橋爪管理官は原作以上に玲子に厳しい気がします。くうーっ!(涙)
あ、話自体が私好み&マルがあまりに「コウヘイ」なので、記事にマルの話が一切出なかった!
……これってなんか嬉しいなー。