キラキラなしょぼい日々の格納庫

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「弱くても勝てます」 第11話(最終回)感想

※先に「作品」レビューの基本方針を必ずお読みください。
※あくまで私の主観にもとづくものです。またべた褒めはしませんのでご注意ください。

「弱くても勝てます」の感想記事、これまでの分はこちら
第1話(初回) 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話、第10話






へっぽこ野球部3年生は卒業してそれぞれの道に進み(岡留来年がんばれ)、青志は予定通り研究室に戻り。
新しい城徳野球部は部員も入ってきちんと試合ができるレベルになり。
彼らの、そしてみんなの時間は止まることなく進んでいて、これからも進み続けるのでしょう。
……と、ちょっといい感じふうに書いてみました。(いい感じに書けてないという反論うけつけず)(ただその反論はたぶんまっとうです)

最終回の内容は、
亀沢(大検&東大合格おめでとう!)が城徳の卒業式にきて何事もなかったかのように部室に部員のひとりとして座っていたり、
(辞めた生徒が辞めた学校に来るってけっこうなことだと思うのでなんかワンクッションなかったんか!とつっこんだよ)
青志が部室で唐突に北野先生化(by「熱中時代」)したり、
(もっとわかりやすく金八先生と言うべきかもだけど水谷豊演じる北野先生の涙のシーンがダブってですね……古くてすいません)
卒業式の後唐突にめちゃくちゃな試合が行われて(堂学の監督ありがとうございます!)それが面白いシーンだったかというとえーとあれ?という感じだったり、
(言うまでもないことですが感想記事に書いてることはすべて私見です)
最後谷内田との対決(?)が唐突で終わり方も唐突でそこから少年野球のコーチになるのも「お、おう……」という感じだったり、
(言うまでもないことですが感想記事に書いてることはry)
そしてなにより私の愛する台詞のツッコミどころがまったく!ほぼまったくといっていいほどなかったり、
(だからよけいに前回で当初の流れに戻った青志含むへっぽこ野球部のキャラがまたしても青志を筆頭に急変したように見えた気が)
すいません私ここまで「唐突」という単語をやたら書いてますね、えーーーーっと、……とりあえず、



ニノ、3ヶ月間座長おつかれさまでした!!



昨日のズムサタ、山崎くんと出ていたときも、緊張しているだろう山崎くんを気遣ってるのが伝わってきて。
テレビとしてコーナーを面白くしようとすると同時に、さりげなく山崎くんに(たぶん経験値を積ませるため)話をふったり。
生徒たちの成長を褒めるときも「その前からすごい」とフォローを忘れなかったり。
最後の最後まで「座長ニノミヤ」を堪能させてもらえました。
作品そのものとは別に、雑誌やテレビ等の媒体から勝手に「ニノミヤ成長物語」を見せてもらってる気持ちになってました。

青志の北野先生化(or金八先生化)も、その唐突さはともかくとして、私この人の泣きの演技が好きだなあって再確認したよ。
(最初っから目がうるんでて……そこに至るまで感情が高まるシーンがあると唐突さは感じなかったと思うんだけど)
好きだなあ。二宮和也が泣いてる演技、本当に好きだなあ、私。
唐突さを忘れて(唐突しつこくてすいません、これで最後です)見入ってました。
部員たちの感極まりぶりに、あの台詞アドリブもあったんじゃないかなあと思いながら見てた。これも「座長」仕事だったのかなって。



このドラマ、最終回まで終わってみて、私にとっては「へっぽこだけど愛しい」、まさに城徳野球部みたいな位置づけとなりました(笑)。
(後半回によってテイストがバラバラになった時点で私のなかで「へっぽこ」認定。でもそれを含めて愛しいの)
話としては第6話がダントツで好きだったかな。亀沢が辞める回。
本当に3ヶ月間おつかれさま。3ヶ月間楽しませてもらいました。……そして二宮和也の次の演技仕事を楽しみにしてます!!